おはようございます、うぃるです。
昨日は法人化の話をしたんですけど、今日はそれとセットになる「ぼくが今後意識していくルール」について話します。
稼いだ以上は使わないというシンプルな原則
ぼくが一番しっくりきている考え方は「稼いだ以上は使わない」というシンプルなものです。
これは資金調達や借入で一気に成長を狙うスタイルとは真逆で、手堅く死なないように事業を続けるやり方です。
木下勝久さんのスタイル
北の達人コーポレーションの社長、木下勝久さんの経営スタイルがまさにこれです。
「稼いだ以上に使わない」というシンプルな作戦だ。これさえあれば、絶対に赤字にならないし、借金を抱えることもない。「稼いだ以上に使わない」というルールでやっていると、自然に手元資金でできるやり方を工夫するようになる。
木下さんは初月粗利5000円からスタートし、稼いだ分だけを再投資するサイクルを繰り返して、最終的には億を超える規模の会社を育てました。
例えば月に100万円稼いだら、生活費や最低限の給与を引いて、残りはすべて外注費や設備投資、本の購入や新しいサービス契約などに回す。
そうすることで「一生死なない基盤」が作れると。成長スピードは遅くても、堅実で安全な道です。
限られた資金が生む工夫
このやり方にはもう一つの利点があります。限られたお金しかないからこそ、どう工夫するかを強制的に学べる点です。
10万円しかないけどHPが必要→自作しつつ、デザインだけ外注する
5万しかないけどマーケしたい→短期間SNSマーケターにコーチングを依頼しつつ、あとは自分で回す
人雇えないけど大量のコンテンツを作りたい→AIツールを賢く組み合わせて、低コストで自動化する
こういう形で「お金の効かせ方」を自然と鍛えることができます。
逆に潤沢に資金があると、無駄に余計なものに手を出したり、コスト感覚が鈍くなりがちです。
フリーランスや個人にも通じる考え方
この「稼いだ以上は使わない」スタイルは、経営者に限らずフリーランスにも当てはまると思います。
フリーランスと投資の判断
例えばフリーランスの人が1万円の情報商材を買おうとしたとします。
その1万円が本当にリターンを生むのかは真剣に考えるべきです。
AIツールの課金に使った方がいいのでは?
本当に役立つ書籍を10冊買ったほうがいいのでは?
もっと違う英会話などのスキル投資に使ったほうがいいのでは?
フリーランスも結局は「個人会社」を経営しているようなものなので、資金の回し方次第で伸び方が変わってきます。
経験を資産に変える
ぼく自身はまだ20代なので、今は「いかに経験を資産に変えるか」の勝負だと思っています。
お金をただ貯めておくのではなく、経験・スキルといった資産に変えていく。
そのために「稼いだ以上は使わない」というシンプルな原則をベースに、手元の資金を最大限効かせるように考えていきたいと思っています。
まとめると、派手な資金調達や一発逆転のギャンブルに走らなくても、着実に積み重ねるスタイルもあるということ。その成功事例もあります。
これはぼくのように安全志向の人間に合うやり方で、なおかつフリーランスでも活かせる普遍的な考え方だと思います。
今日はこんな感じで終わり。
それでは、また明日。
稼いだ以上は使わない、シンプルだけど難しい原則かもしれません。限られたリソースの中で、どう最大化するか。
その発想を磨いていくこと自体が、未来への資産ですね。
これは経営者によって考え方が真逆になる部分ですよね。
「お金を借りることは悪いことではない」と考える人も多くいます。
スピード感を求めるなら、言い換えればそれは「投資」と表現できます。
私は今、石橋を叩いて渡るべきか迷っているところです(笑)