おはようございます、うぃるです。
昨日は「修羅場 with AI」を働く側の視点から話しました。
今日はもう一歩踏み込んで、マネジメント側の視点で考えてみたいと思います。
マネジメント側から見た「修羅場 with AI」
「修羅場 with AI」の考え方はマネジメント側でも十分に機能するはずです。
マニュアル化の限界
これまでのぼくのスタイルは、タスクを依頼するときにかなり細かいマニュアルを整備してから渡す、というものでした。
- 作業の手順を文書化する 
- スクショつきで解説する 
- 必要に応じて動画を撮る 
こうした仕組みは「意図から外れない」「誰がやっても一定の品質が出せる」という点で有効です。
ただし、それはマニュアルを作るための工数が膨大になるというデメリットもあります。
新しい業務が発生するたびに、ぼくが時間をかけて細かく設計し直す。これでは本来の企画や全体設計に注力する時間が削られてしまいます。
ゴール設定だけを共有する
「修羅場 with AI」の発想に立つと、マネジメント側がやるべきことはもっとシンプルです。
現在地と目的地だけを共有するだけ。
- 現在どこまで進んでいるのか 
- 最終的に何を達成するべきか 
この2点さえ提示できれば、その間のルート設計はAIとメンバーに任せられます。マネジメントが一から地図を描く必要はありません。
プロセス設計はAIに任せる
AIの強みは「プロセスの簡略化」です。人間が膨大な時間をかけて考えるよりも、AIに相談したほうが代替案や最短ルートをすぐに提示してくれる。
だからこそ、マネジメントの役割は「何を達成するか」=目的地の設定に集中すべきだと思っています。細部まで指示するのではなく、枠組みだけを示す。
これが修羅場 with AIの基本と思っています。
修羅場 with AIで大事なこと
マネジメント側で修羅場 with AIを実践していくのに大事だと思うことを書き出してみました。
- KPIを設定する 
- チェックポイントをつくる 
- マニュアルづくりも任せる 
それぞれ解説します。
KPIを設定する
ゴールを曖昧にしたままでは、AIもメンバーも迷子になります。
だからこそ、KPIをしっかり設定することが何よりも大事です。
数値管理の目標を明確にすることで、メンバーは「何を目指せばいいのか」がクリアになります。
また、ガチガチにマニュアル化するよりも、一定の余白があるほうが創意工夫が生まれます。これはメンバーのモチベーション維持にも直結します。
チェックポイントをつくる
任せ切ると言っても、完全放任ではリスクが高いです。だからチェックポイントを設けることが重要です。
- メンバーに工程を考えてもらう 
- その工程計画を提出してもらう 
- こちらで確認し方向性を整える 
これを数回繰り返すだけで、意図のズレを防ぎつつ、主体性を尊重できます。
マニュアルづくりも任せる
修羅場を突破した人には、必ずその知見を共有してもらう。マニュアル化も本人に任せるということです。
実際に課題を解決した人が作ったマニュアルほど、実用的でリアルなものはありません。
それが次のメンバーに引き継がれれば、同じ修羅場が出てきたときに最短で突破できるようになります。
もしチーム全体で「修羅場 with AI」を活用できるようになったら、ぼくの役割は大きく変わります。
- 仕事を取ってくること(または企画すること) 
- 全体の設計をすること 
- 目標を設定すること 
細かいタスク管理や手順設計から解放され、未来を描く部分に集中できます。これはぼくが理想としている姿です。
少しずつですが、ぼくのチームでもこの仕組みを取り入れていこうと思います。
「修羅場を味わいたい!」という方は、ぜひぼくのチームにどうぞ(笑)
それでは、また明日。


ドキドキとワクワクの世界ですね😆
英語の指導も最近細かくやりすぎているので、応用できないか考えてみます^^