おはようございます、うぃるです。
本日も、GPT-5の話をします。ここ最近は「いや、これはすごいぞ」「これからかなり変わってくるぞ」とポジティブな方向で触れてきたGPT-5ですが、SNSではちょっと意外な動きが出てきています。
それが「GPT-4 Omniを取り戻そう」という運動です。
GPT-5で起きた意外な変化
GPT-5が登場したタイミングで、これまで選べていたGPT-4 Omniやo3が基本的に使えなくなりました。
モデルは統一され、今は事実上GPT-5一択。性能的には文句なしで、ここ数日使い倒していても「圧倒的に賢くなったな」と感じます。
IQは上がったが、共感が減った
ただ、面白いのはその“賢さ”が原因で起きた現象です。
人間に置き換えると、IQがぐっと上がった結果、逆に共感能力が落ちた——そんな感じです。
GPT-4oの頃は、もう少し寄り添った応答や、空気を読んだような言葉選びが多かったのですが、GPT-5は一気に冷静かつドライな返答に寄ってきました。
ぼくとしては、これはむしろ好ましい変化です。無駄な共感や「人間味の演出」はいらないと思っているので、冷徹さ歓迎です。
反応は真っ二つ
ただ、全員がそう感じるわけではなく、反応ははっきり二分されています。
歓迎派:業務効率が上がる、余計な感情表現はいらない
反発派:人間味ある会話が好きで、4oの応答に慣れていた
結果、「GPT-4oを返してほしい」という声が上がり、「#keep4o」というハッシュタグがバズるなど、おもしろい状況になっています。
IQと共感の両立はできるのか
人間の場合でも、IQが高い人とそうでない人では会話が噛み合わないことが多いですよね。
AIにも同じことが起きている可能性があります。
サム・アルトマン氏の見解
サム・アルトマン氏もSNSで、4oの共感性のある挙動は慎重に考えていると発言しています。
この方向性は今後も続く見込みで、4o時代のような“寄り添うGPT”が完全に戻ってくる可能性は低そうです。
ちなみにサム・アルトマンの以下のツイートはかなり示唆に富む内容なので、一読するのをおすすめします。
業務での使い心地は5の方が圧倒的
ぼく自身は、GPT-5のほうが圧倒的に使いやすいと感じています。
理由は単純で、これまで細かく構造化していたプロンプトの手間が大きく減ったからです。
以前は「命令」「条件」「インプット」をしっかり分けて提示していましたが、今はざっくり指示しても意図を正確に汲み取ってくれることが多い。
これはプロンプトエンジニアリングの敷居を大きく下げる変化で、初心者でも高度な活用がしやすくなっています。
まとめると、GPT-5はIQの向上と引き換えに共感能力を減ったモデルであり、それを惜しむ人たちが「GPT-4oを取り戻そう」運動を展開しているということ。
まあ、今回の話は一つのネタとして覚えておく程度でOKです。とりあえずGPT-5を触ってみましょう。
それでは、また明日。
この流れはホント興味深いですよね💡
この人々の行動には、沢山のビジネスチャンスが眠っていて、ここからまた色々なビジネス(サービス)が量産されるんだろーなって見てます🥸
また「ヨーイドンッ💨」が始まったなーとw
ホリエモンもこの話題についてお話してました。
わたしもGPT5が大好きです。現実世界で共感力が低いからかもしれません lol