おはようございます、うぃるです。
昨日はどのAIエージェントアプリを使うべきかという話でしたが、今日はその続き。
どのLLMを使うべきか問題について、です。
というのも、ここ1〜2年でChatGPTだけではなく、GeminiやClaudeの巻き返し、DeepSeekの登場などを経て、選択肢がめちゃくちゃ増えてきているんですよね。
このあたりを整理していこうと思います。
主要なLLMたちを一通り触ってきた話
ぼく自身、LLMやAIに関しては一通り触ってきました。最近は敬遠していたGrokやDeepseekも普段使いしています。
まずは全部触ってみよう
AIに触れたばっかりの人がいたら、ぼくが最初に伝えたいのは「まずは全部触ってみて」ということです。
具体的にはこのあたり。
ChatGPT(OpenAI)
Gemini(Google)
Claude(Anthropic)
Grok(xAI)
DeepSeek(中国系)
特に今は無料で使える範囲も広がっているので、出し惜しみせずいろいろ体験したほうがいいです。
でも結局「絞りたくなる」タイミングが来る
とはいえ、ぼく自身もう2〜3年AIを使ってきて、ここ最近は「そろそろ絞りたいな」と感じています。
ツールが多いと選択のたびに疲れるし、結局"日常使い"で残るやつは限られてくるんですよね。
主要LLMを比較してみた
LLMを絞るために主要なLLMを比較してみます。超個人的な意見満載です。
ChatGPT
Gemini
Claude
Grok
DeepSeek
ChatGPTはもはや相棒
ChatGPTは、ぼくのAI人生の原点です。
2022年11月から触っているので、会話データも全部ここに蓄積されています。
つまり「超パーソナライズされている」ということなんです。
この"歴史の積み重ね"によって、手放せない存在になっています。
Geminiは今、一番使いやすくなっている
とはいえ、最近急激に伸びているのがGemini(旧Bard)。
Googleがバックにいるというだけあって、Gmailやカレンダーとの連携がしやすいし、音声入力もかなり精度が高い。
あと、ぼくの中では文章も推論もコーディングも画像生成も動画生成もそつなくこなすバランス型というイメージです。
Claudeはコーディングに使う
Claudeは自然な文章表現とコーディングに強い。
とくにCursorなどのAIエディタと組み合わせると相性バツグンです。
“自然な文章表現”という点においては、ChatGPTもGeminiも最近かなり追いついてきているので、わざわざ使い分ける必要があるか?というと、ちょっと微妙です。
Grokは伸びしろあり
イーロン・マスク率いるxAIの「Grok」も、いろんなベンチマークで上位に入ってきていてめっちゃ面白い。
けど現状では、上記3つに若干劣る印象。今後に期待という感じですね。
DeepSeekは安いけど慎重に
DeepSeekは中国発のLLMで、性能は意外と高い。なのにめちゃくちゃ安い。
だから「ちょっとしたことを任せるAI」としてはあり。
でも個人情報などを含むようなやりとりはどうしても躊躇してしまい、その迷いがダルいので、あまり使わなくなりそう。
結局絞れないけど、Geminiがメインになりそう
すみません、結局絞れなかったです笑
やっぱり各LLMはそれなりに特徴があって、ケースバイケースになるんですよね。。。
とはいえ、個人的にはGeminiとChatGPTがメインになりそうな感じがしてます。
Geminiのメリット:Googleサービスとの連携が最強(Gmail、カレンダー、検索)。長文コンテキストに強い。
ChatGPTのメリット:過去ログが活きる。バランスが取れている。
Geminiの方がWebとアプリのバランスがよく、普段使いしやすいので、こっちがメインになりそうです。
余談:Gensparkで調べてみた
「Genspark」のDeep Research機能でもGemini vs ChatGPTについて調べてみました。GeminiとChatGPT、どっちが今後主流になるのか?というリサーチです。
結果としては、長期的にはGeminiが有利になる可能性が高いという結論でした。
理由はこんな感じ。
GoogleのTPUによる圧倒的なコスト効率
長コンテキスト処理における優位性
マルチモーダル処理(画像・音声・動画含む)
Google検索、YouTube、Androidなどから得られるデータ資源の豊富さ
OpenAI(ChatGPT側)は、強力なユーザー基盤とブランド力はあるものの、収益化に課題があり、2029年まで黒字化しないという分析も出ていました。
ということで、今まではChatGPTがメインでしたが、これから少しずつGeminiに重心を移していくつもりです。
ただ、ChatGPTを完全に切り捨てるわけではなく、役割分担して共存させていきます。
このAI戦国時代が早く終結してくれないかなーと思う今日この頃です笑
それでは、また明日。
LLMの分野では、アメリカ系と中国系のAI企業が集めるデータが大きく異なるため、最終的なAIの特徴や強みも変わってきそうです。今後はアメリカと中国が二大巨頭として競い合う時代になるのではないかと感じています。
中国系のDeepSeekには、まだほとんど触れたことがありません。ただ、最近読んだハラリの『Nexus』をきっかけに、中国系AIも一度は試してみたいと思うようになりました。