おはようございます、うぃるです。
今日もダナンのカフェで鬼作業しています💪
さて、この前のセミナーをきっかけにn8nやDifyを触り始めた人が増えたみたいですね。反響があって嬉しいです。
ただ、みなさんのコメントを見てみると、設定方法などでつまづいている方が多い気がします。
ということで、英語が苦手でも、n8nでしっかりワークフローを作って自走できるようになるためのコツをまとめます。
結論から言うと、意識すべきことは大きく分けて以下の3つ。
設計図をつくる
各ノード設定はAIで攻略する
小さく作って、小さく検証する
では、いきましょう。
n8nの攻略方法①:設計図をつくる
いきなりn8nを開いて手を動かしはじめるのは、地図なしでダンジョンに飛び込むようなもの。途中で「あれ?これ何作ってたんだっけ?」ってなってしまう。
なので最初にやるべきことは、ワークフローの設計図を作ることです。
①:紙に設計図を書く【初心者向け】
個人的におすすめなのは、紙に実現したいことの設計図を書いてみること。
自分で設計図を書くことで、ワークフローの流れが頭に入るし、全体を俯瞰できることで、ヌケモレがなくなります。
とにかく「どこからデータを取ってきて、どう加工して、どこに出すのか」という流れをざっくりでいいので手で書いてみてください。
※紙じゃなくてiPadなどでもOK。
②:AIに設計図を作らせる
ぼくは最近、設計図すらもAIに作らせる方法を取っています。手順としては以下のとおり。
自分の構想をひたすらAIに話しかける
AIに「ワークフローをつくって」と入力する
AIがノード構成のたたき台を出力してくれる
1つ目のポイントは、AIに対して書くのではなく話しかけること。正直プロンプトを作るのがめんどいので、ひたすら話しながら自分の脳内を言語化した方が早いです。
2つ目のポイントは、設計図部分だけClaudeを使うこと。Claudeはワークフローなどの出力が上手だからです。ただ、これは1ヶ月前の話なので、今ならChatGPT o3でも代用できるかも。
参考画像↓(このときはちゃんとプロンプトを打ち込んでいますが、ざっくりのイメージはこんなんです)
n8nの攻略方法②:各ノードの設定方法は「AI」で乗り越える
n8nをやってて一番詰まりやすいのが、各ノードの設定項目が何を意味しているのか、よくわからないという点だと思います。
例えばGoogleスプレッドシートのノードひとつとっても、Resource?Operation?Column to match on?って出てきて「これ何入れるの?」ってなります。
このときのテクニックが2つあります。
①スクショを使う
ノード設定画面をスクショして、AIに読み込ませつつこう聞きます。
「このn8nのノード設定画面、これこれこういう目的で使いたいんだけど、どこに何を入力すればいい?」
これでだいたい80〜90%の確率で答えが返ってきます。しかも丁寧な補足付きで。
ポイントは、「自分の目的」「わからない項目」「スクショ」など、なるべく詳細な情報を渡すことです。
②Docsを使う
各ノードの設定画面の右上に「Docs」っていうリンクがついてます。クリックすると、公式の英語マニュアルに飛べます。
公式ドキュメントは全部英語ですが、ChatGPTにこう聞けばOK。
「この公式ドキュメントにこう書かれてるけど、この項目はどういう意味?」
AI翻訳だけじゃなく、ちゃんと状況に合わせた解釈もしてくれるので、安心して頼ってください。
そして、最強なのが①と②を組み合わせること。下記のような感じです。
このときのプロンプトは雑ですが、これだけの情報量があると、かなり正確に回答してくれます。
n8nの攻略方法③:小さく作って、小さく検証する
前回のセミナーの反省点が一つ。それはいきなり複雑なワークフローを見せてしまったこと。
n8nでつまずくのは、「いきなり完成品を作ろうとして失敗する」ケースがめちゃくちゃ多いです。
最初から完璧を目指すのではなくて、
まずは1つのノードを動かす
次に2つ目をつなげて動かす
全体を少しずつ構築していく
というふうに、小さく作って、小さく検証するのが大事です。
ぼくも最初はn8n公式サイトに転がっているテンプレートをダウンロードして、それをいじったりしながら、やり方を学びました。
最後に:自走力を鍛えよう
ということで、n8nに詰まってる人向けに、ぼくなりの突破法をまとめました。
設計図を作ってから始める
各ノードは「スクショ+公式Docs」で乗り越える
小さく作って小さく検証する
特に「スクショ+公式Docs」をAIにわたす、みたいなのは、AI時代の一種のエンジニア力だと思っています。
コードが書けるかどうかじゃなくて、AIと一緒に問題解決できるかどうか。
ここをちゃんと意識して、小さなところからでいいので、自分の自走力を鍛えていってほしいなと思います。
メルマガ読者さんが50名を突破しました!コメントも増えてきて本当に嬉しいです。
引き続きみなさんで交流しつつ、AI時代を乗りこなしていきましょう~。
それでは、また明日。
攻略法、参考になります〜!
n8n触っているのですが、AIにスクショを読み込ませると想像以上の精度で答えがでますね、、、!設計図を生成したりdocsを読み込ませるアイデアはなかったので、共有ありがたいです!
n8nの攻略方法のご伝授ありがとうございます〜🙏🥹
まさしく、初めはこってこてのが作りたくなったのですが、昨日「やっ、まずは簡単なものからか💡」と冷静になって、YouTubeで基礎動画を見てみたり、ミニマム設計を始めていたところでしたw
今日、うぃるさんの攻略法試してみます😎