おはようございます、うぃるです。
先日ぼくが社内転職用に作ったスライド事例をもとに、AIをフル活用して短時間で高品質な資料を作る方法を紹介します。
今回のプロジェクトは海外企業向けの英語資料でしたが、同じ手順で日本語資料も作れます。
AIで社内転職用スライドを作る3ステップ
必要なのは以下の3つ。
ChatGPT
Manus(またはGenspark)
Canva
実際にやってみたら、構想から完成まで1~2時間以内で終わりました。
ポイントは、役割を分担させてAI同士をリレー形式で使うことです。
ステップ1:ChatGPTで構成案と下書きを作る
まず、応募先ポジションの募集要項をChatGPTに読み込ませます。
その上で、自分が応募したい理由や貢献できるポイント、過去の実績、スキルをひたすら会話形式で伝えます。
このときのコツは、ChatGPTに「あなたはスライド作成のアシスタント。私に質問を投げて必要情報を集めてください」と明確に役割を与えること。
ChatGPTから質問を受けて答える
ChatGPTに情報を整理させる
その情報をもとに募集要項に沿った構成案を出してもらう
さらに、その構成案をベースにスライドの草案(下書き)も作らせます。
ここまでできたら、ChatGPTの役割は終了です。
ステップ2:Manus / Gensparkでスライド化
次に、この下書きをスライド生成AIに渡します。
今回はManusを使用しましたが、Gensparkもテンプレート機能が強化されてきているので、両方試すのがおすすめです。
やり方は簡単で、下書きを丸ごと貼り付け、「これを元にスライドを作成してください」と指示するだけ。
数分〜数十分でスライドが完成します。
さらに条件を付けることも可能です。
スライド枚数を制限する
詳細重視かポイント重視かを指定する
ただし、画像編集や細かいデザイン調整はまだ弱い部分もあるので、この段階で完全版にするよりも、後で仕上げる前提でOKです。
※状況によってはここまでで終わりでもOK。ただし、デザインを整えて印象をよくしたいなら、ちゃんとデザインツールを使うことをおすすめします。
ステップ3:Canvaでデザイン仕上げ
最後に、生成されたスライドをCanvaに持ち込みます。
なんだかんだCanvaで編集した方がデザインは整います。
また、テンプレートやフォントの種類も豊富なので、ManusやGenspark内で編集するより効率的です。
この時点で構成案と下書きは完成しているので、あとはテンプレートにテキストを貼り付け、配色やフォントを整えるだけ。
細部のバランスやビジュアルを調整して完成です。
応用:ポートフォリオ以外への展開方法
今回の事例は社内転職用でしたが、この3ステップは他の場面でも応用可能です。
クラウドソーシングの応募文
例えば、クラウドワークスやランサーズで案件応募する際、募集要項をChatGPTに読み込ませ、「価値提供できるポイント」を整理してもらい、そのまま応募文にできます。
数分~数十分以内で完成するのでスピード勝負の案件にも向いています。
営業資料や提案書
案件獲得のための提案書やサービス紹介スライドも、同じ流れで作成可能です。
特に初回提案時に「図解やスライドが添付されているだけで印象が変わる」ため、差別化に有効です。
まとめ:AIは組み合わせで真価を発揮する
今回の流れを整理すると、
ChatGPTで構成案・下書き作成
スライド生成AIで自動化
Canvaでデザイン仕上げ
これだけAIが進化しても、AIごとに得意不得意はあります。
その得意不得意を理解したうえで、タスクごとに異なるAIを使う”リレー形式”が現在の最適解です。
また、リレー形式なら、ポートフォリオ、応募文、提案書など、柔軟に対応できる点もポイント
これからの時代は、ただAIを単発で使うのではなく、「どう組み合わせて効率と精度を最大化するか」を常に考えることが重要です。
それでは、また明日。
いつもありがとうございます😊
AIは複数使いは必須ですね!
得意分野の個性を活かして育てたり、選んだり、仲良くしたりするのは人間と同じ観点だと感じました☺️
うぃるさん!おはようございます🌤️
今、スライド資料を作るニーズは無いのですが、組み合わせて、こうするのかあ🤔ウソみたいですね😅
時代の(具体的な)現実を知り、感動的に参考になりました😊